7月とはいえ、梅雨前線の影響で、標高1100mの草津の気温はこの日15度。
肌寒いことこのうえないが、「道の駅」(草津運動茶屋公園)に立ち寄った。
ベルツ博士(明治初頭に草津を「世界第1級の温泉保養地」として紹介に努めた
ドイツ人医師)の記念館をのぞいてみたかったのだが、午後5時閉店の直後。
またもやチェックならず〜(o´д`o)=3


日曜の夕方なので駐車場はガラガラかと思いきや、大きな車が10台ほど
駐車中。
揃ってキャンピングカーで、リタイア後と思われる60代くらいの男女が出入りし、
オーニングを開いてテーブルをセット中の人もいる。タオルと歯ブラシを手に
トイレに向かう女性も見かけた。ここでキャンプ…?


この道の駅は、町まで車で5分と、人里離れたキャンプ場と比較すると、利便性が格段によい。水・トイレと揃っているし、喫茶があり、ショップではワインも販売Ψ(-∇-)Ψ。温泉街への車の乗り入れを抑制するためだろうけれど、町を巡るシャトルバスも発着しているから、買い物や温泉めぐりも気軽にできる。※下は停留所マップ。運賃は100円。


しかし、駐車場の出入り口には「キャンプ禁止 煮炊きを禁じます」を明示した大きな看板が…。


道の駅や高速道路のS.Aの駐車場をキャンピングカーが“生活の場”として占有し、問題になっていると聞いたことがある。バーベキューをしたり、洗濯物を干す、生活ゴミを大量に捨てるなどで、近隣に迷惑をかけたり、観光客が駐車場を使えない事態も起きているという。一方、不特定多数の人が入れる場所として、寝泊りする人々のセキュリティ面も気がかりだ。
日本RV協会では、対応策として、駐車と宿泊の可能なキャンピングカー専用の駐車場『 湯YOUパーク(ゆうゆうパーク)』を各地にオープン、利用を呼びかけている。全国のホテルや旅館の駐車場を利用するもので、駐車料金は1泊2,000円ほど。お金を払えば宿での食事や温泉施設も宿泊者と同等に利用できるし、家電製品の稼動に不可欠な100ボルトのАC(交流)電源を完備した施設もある。

団塊の世代の“その後”の生活に注目が集まっているが、見知らぬ土地への移住、別荘などの2地域居住、ともに慎重になっている人は少なくない。キャンピングカーも安い買い物ではないが、“わがや”ごと、自分のペースで行きたい土地へ移動できる。どこへ移動しても、戻れば“わが家”がある。動く別荘=わが家がほしい、そんな人々が、キャンピングカーでの旅を指向するのだろう。
リタイア夫婦のキャンピングカー(モービルホーム)による旅は、アメリカなどでは珍しい話ではない。今後、日本でも増えていくのだろう。締め出すよりは、上記『 湯YOUパーク(ゆうゆうパーク)』のような設備を拡充し、ルール作りをして、気持ちよく旅を続けてもらえる仕組みが出来るとよいのではないだろうか。