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 2009年07月 09日

 福島県 勿来(なこそ)の関


山形県の念珠ヶ関、同じ福島県の白河の関とともに
奥州三古関の一つに数えられる勿来の関に寄って見た。

勿来の関 

大和朝廷の統治の及ばない蝦夷(えみし)の国との
太平洋側の境界であった勿来の関だが、
今は山一つが勿来の関公園となっていて、多くの観光客が訪れている。

勿来の関跡 


小野小町をはじめ和泉式部、源義家など20近い歌碑が
石畳の道沿いに建てられていて、時間があれば一つ一つ見てまわりたかったが、
現地調査の途中だったので入口近辺で引き返してきた。

関東の宮 奥州の宮

ピクニック広場や寝殿造りの吹風殿など新しい施設もできていて
休日にはたくさんの人で賑わうのだろう。

神殿造りの吹風殿 勿来の関全体図

以前行った白河の関跡が訪れる人も少ない村のはずれの
ひっそりとした小公園のようだったのと比べると格段の違いだ。

個人的には深い巨木の森の中に靜かに佇んでいた白河の関跡の方が、
歴史の重みを感じさせてくれるようで好ましく思った。
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 2009年06月 21日

 福島城跡と福島餃子


福島駅に途中下車。
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駅の構内の観光案内のお姉さんに、歩いていける観光名所を聞くと、
福島城のあたりが良いと熱心だ。
おいしい食べ物は餃子で、宇都宮と張り合っているとのこと。

資料館を見学。予想外に小さかった。説明によると、資料館を右に曲がると
福島城跡に着くという。
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右に曲がって福島城跡を探すが、そこには県庁があるだけ。
職員に福島城跡はどこですか?と聞くが、わからない。

入り口の警備員に聞くと、この地育ちだが城など見たことがない、
でも何か看板はある。と不安な説明。
それでも、警備員は持ち場を離れて、神社のある看板のところまで
つれていってくれた。
同僚の警備員も合流して城跡探し。

看板を探し当て、やっぱりここが城跡だ!
と初めて気が付いたような感動の言葉。

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観光案内嬢の説明はたいしたことは無いと判断し、先ほど聞いた餃子探しに
方針転換。
歩いていたOLにおいしい餃子屋を教えてもらった。

期待にふくれ、焼きそばと餃子がお奨めとの事で注文したが、並というところ。
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一回りして駅に戻ると福島競馬のキャンペーンでミニチュアホースが2頭。
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なんとなく、少し間の抜けたキャンペーンだが、
何事にものんびりしているのかも知れない。
福島は、なんとなく要領のよくないところのような気がする。
でも素朴な感じがする町だ。

そういえば福島城主の板垣氏は、天草の乱で討ち死に。
幕末は政府軍に囲まれて、城を明け渡したとか。


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函館市街地を走行していると、
土方歳三最期の地碑という標識が目に付いたので寄ることにした。

土方歳三最後の地

それまで新撰組の中で脇役に過ぎなかった土方歳三だが、
司馬遼太郎の「燃えよ剣」によって一躍、幕末のヒーローとなって以来、
現在でも男女を問わず人気を集めているようだ。

土方歳三の碑

小さな公園の片隅に建てられた石碑と遺影は
花や折鶴に囲まれてひっそりと佇んでいたが、
命日の5月11日以外でも1年中献花の絶える日はないそうで、
今日も若い女性が花を供えに来ていた。

遠景

もし、土方歳三が戦死することなく、榎本武揚も降服することがなければ、
彼らが夢見た蝦夷地共和国は今も続いていたのだろうか?
北海道生まれの私は日本人ではなかったかもしれない。
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東京・港区のパナソニック電工 汐留ミュージアムでヴォーリズの建築展が
開かれています。
個人的に懐かしい作品があったので、足を運びました。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories、1880-1964)は
アメリカ生まれの明治?大正期の建築家・宣教師。
1905年(明治38年)に来日し、英語教師として滋賀県近江八幡の商業高校に
赴任しましたが…。

※その生涯と作品・建築理念についてはネットで検索をどうぞ。たくさん
ヒットしますから。^^

代表的な作品が写真や縮小模型で展示されていましたが、中でも、明治期、
避暑地として発展した軽井沢に、彼が自身と妻のために建てた
“九尺二間の山荘“(1920年竣工)
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の原寸大模型が強く印象に残りました。

模型に入ってみました。撮影不可ですので、内部の様子は
こちらを。
http://www.vories.co.jp/work/?command=detail&pcategory=residence&pno=6

軽井沢でも多くの山荘を設計・建築したヴォーリズですが、自身の山荘は、
その中で最小ともいえる、わずか10坪の木造平屋。
板張りの約10畳の居間に2段ベッドの寝室+台所(ともに1坪ほど)+浴室
+トイレという、必要最小限の間取です。

造り付けの小さな本棚のある簡素な居間に不釣合いなほど大きな暖炉は
なかなかの迫力。
暖炉はヴォーリズ建築の重要な要素でもあるけれど、
夏も暖炉を焚く場面のある軽井沢では、安らぎの象徴といえるのでしょう。

夫妻は毎夏、休暇に訪れましたが、第2次大戦末期は、疎開(強制?)のため、
数年にわたって滞在したそう。

居間の二方にある、大きな格子窓には森の風景が広がり、室内にいても
森との一体感が。小さくとも、豊かさを感じる空間です。


虚飾を排した姿は、鴨長明「方丈の庵」、ル・コルビュジェ「カップマルタンの
休暇小屋」、増沢洵「9坪ハウス」、ソローのウォールデン湖畔の小屋にも
似て、高潔ながら温かなオーラが漂っているようでした。

「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展  恵みの居場所をつくる」 〜6月21日まで。
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/09/090404/index.html


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


話は変わり、5日発売の「リゾート物件情報・夏号」の特集は、
「森の住人になる」。
テーマの一部として”森の中で小ささを謙虚に楽しむ簡素な小屋”を
ご紹介。
前出のヴォーリズの山荘とも響きあうものがあると思います。
敷地の環境、かたちや光のうつろい、風の流れなどを見ながら、
じっくり土地と向き合い、考えつつ、楽しみつつ、
家を建ててゆきたい方のご参考になれば幸いです。


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 2009年04月 08日

 信濃国分寺跡上田市


真田幸村の上田城と別所温泉が有名な上田だが、
もともとは信濃国分寺があったところ。いわば信濃の国の中心だ。

国分寺跡は公園になっていて、いまは資料館しかない。
しかも、線路で国分寺跡は分断されている。
ところどころに万葉の短歌などが書かれていて、昔を懐古させてくれる。




信州の町らしく、おそばは人気がある。
昼休みなど、順番を待たないと席につけないほどだ。
ここのお蕎麦はとてもボリュームがあり、一挙に全部平らげるのはなかなか苦労する。
これでも一番もりの少ないのだと聞いて、
この町はお蕎麦好きの人が多いのだと思った。
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 2009年03月 31日

 九州は桜満開



東京の桜は今週末が見ごろのようですが、
先週末、九州ではすでに満開でした。

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福岡城跡(舞鶴公園)の展望台からの眺め。
桜の海の向こうに福岡タワーやヤフードームが見えます。


平日にも関わらず、花見客で賑わっていました。(3月27日撮影)



ところかわって、こちらは佐賀の小城公園。(28日撮影)
ニュースで度々映像が流れていたので、九州では有名な桜の名所なようです。






小城公園の隣には小学校と高校が。
こんなところで勉学に励めるなんて(!?)うらやましい。

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 2009年03月 25日

 史跡・井戸尻遺跡


白州での現地調査を無事に終え、
「近くにどこか面白い所ないかな…?」
と、カーナビを操作していると、
長野県の富士見町に『井戸尻遺跡』なるものが出てきました。
信州生まれの僕ですが、
井戸尻遺跡の名前は知りませんでした。
早速車を走らせると、
まず、趣のある水車小屋が僕を迎えてくれました。
 

その奥には昔、社会科で習った、『竪穴式住居』がありました。


……ん?『竪穴式住居』の時代に『水車小屋』があったかな…?

 ・
 ・
 ・
……ま、時代考証に口出し無用ということで、早速散策を開始しました。

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記入者: momose

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仕事柄、折あるごとにさまざまな別荘と出会うのは
なかなかに楽しい。

先日、横浜市戸塚区で、1939年竣工の旧財閥・住友家の
俣野別邸が焼失した。公開も予定されていただけに、残念だ。

俣野別邸と同時代の別荘建築として、機会があると足を運ぶのは、
鎌倉市長谷にある前田公爵の別邸だ。

1890年(明治23年)に新築された茅葺屋根の建物が
関東大震災の被害を受け、1936年(昭和11年)に
現在の洋館に全面改築された。
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敷地は9000坪あまり。何より、ロケーションがよい。
門から林の中のゆるやかな坂を登り、招鶴洞(しょうかくどう)と
名付けられたトンネルを抜けてしばらく歩くと、小高い山を
背景にどっしりとした別邸と広大な庭園の眺めが広がる。
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現在は「鎌倉文学館」として、1・2階を公開。
小規模ではあるが、年に数回、吉田秀和(音楽評論家)、
田村隆一(詩人)といった鎌倉にゆかりの深い文人たちをテーマに
企画展示を行なっている。

居間やバルコニーから望む由比ヶ浜、アールデコを控えめに
とり入れたステンドグラスやシャンデリアなど、写真をお見せしたい
ところだが、内部は撮影禁止。

表玄関のドアだけこっそり撮影。鎌倉彫が美しい。
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第2次大戦後、主を失った別邸(あえて別荘と呼ばない)は、
紆余曲折を経てある人への“貸別荘”だった一時期も。※調べてみて下さい。

江ノ電由比ヶ浜駅から歩いて10分。
連休に足を運んではいかが?


※鎌倉の海では、3月11日からシラス漁が解禁に。
漁港のある江ノ電腰越駅から江ノ島にかけて、
シラス料理を供してくれる食事どころも多数。
運がよければ生シラスを享受できるかも。
ふっくらした釜揚げも、美味しかったけれど。
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記入者: koba

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 2009年01月 17日

 東北三名城の白河小峰城


JR白河駅の前は、公園になっていて、
そこには、三重櫓(やぐら)の小峰城がある。
平成3年に復元されたようで、
この小さな町でよく復元できたものだと感心した。
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寛政の改革を指揮した松平定信が藩主だったこともあり、
幕末には奥羽列藩同盟に加わり新政府軍と戦った激戦地になって、
焼失してしまった。
白河は古い町で史跡も多い落ち着いたところだ。
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 2008年12月 30日

 埼玉県川越市 小江戸の師走


知人が川越で20年ほど営んでいた木工の店を今年いっぱいで閉じるという
ので、風邪っぴきの体調をおして訪れた。

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17?8年ぶりに訪れた蔵のまちは、電柱が埋設され、歩道はバリアフリーに
変わっていた。
まち並みは、400mにわたって続く。蔵は、仏具店や時計店など代々
営まれている店をはじめ、名物の芋菓子店・食事処・カフェ・郵便局(クロネコ
ヤマトも)として、みんな現役だ。

景観条例により、このエリアに新築する際、建物の高さは"まちのシンボル“
「時の鐘」(明治26年4代目が再建)を超えてはならないとか。
とはいえ、まちで一番のっぽな建物は、大正7年竣工(現・埼玉りそな銀行)。
「時の鐘」より高い。
かつては旧いまちのイメージを打ち破る画期的な建造物として登場したが、
今では仲良く共存している。
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