木曽開田高原の調査の前に木曽福島の町で昼食を取ることにした。

木曽福島には有名な蕎麦屋さんが二軒あるが、
その内の一つ、『とちの屋』さんへ行ってみた。

店は市街地のはずれにある 囲炉裏のある古い造り
店は市街地のはずれにある   囲炉裏のある古い造り

この店は地元の人達に評判が良く、この日も町内のお客さんで賑わっていた。
古民家を改装したような古めかしい店内で、そばを打つのも、
それを運んでくるのも結構なお年寄りだ。
テーブルや椅子・食器類も古いが、そばは打ちたてでつやがある。
細打ちだがコシがあって喉ごしが良く非常に美味しかった。
そばつゆもタップリ浸して食べても丁度良い味加減で化学調味料は
一切使っていない素朴な味がうれしい。

なみもりは2枚、大もりは3枚 細打ちだがコシがある
なみもりは2枚、大もりは3枚   細打ちだがコシがある

もりそばが一人前1000円で大盛りが1400円は安くはないが
地元産のそばにこだわり、手打ちされているので仕方がないかと思っている。

そば以外のメニューは天ぷらだけだ。そば以外のメニューは天ぷらだけだ。

このところ蕎麦屋さんには恵まれていて嬉しい。


調査後は開田高原にある温泉『やまゆりの湯』はパスして
木曽福島にある『二本木の湯』へ浸かって行くことにした。

二本木の湯 二本木の湯エントランス
二本木の湯              二本木の湯エントランス

ここは五人位が浸かるといっぱいになってしまう小さな内湯があるだけの
施設だが、含二酸化炭素・カルシウム炭酸水素塩冷鉱泉という
希少な泉質のお湯がセールスポイントだ。

内湯だけの施設だ 赤褐色のお湯が掛け流しにされている
内湯だけの施設だ          赤褐色のお湯が掛け流しにされている

空気に触れると赤褐色となるのが特徴のお湯で、
湯舟の表面を見ると小さな泡がぷつぷつと弾けているのが良く分かる。
浸かっていると、この小さな泡が肌にまとわりついてきて、
体中の表面が泡だらけになる。
神経痛や筋肉痛・間接痛などに効能があるとのことだが、
効きそうな気がする。

湯舟の底から炭酸が・・・湯舟の底から炭酸が・・・

窓から木曽山脈の主峰『木曽駒ケ岳』を眺めながら掛け流しのお湯に
のんびり浸かっているだけで、今日の疲れが飛んでいきそうな気がした。

毎週木曜日が定休で、営業時間は午前10時から午後7時まで。
入浴料金は大人600円。