昔は、長野方面に向かうとき碓氷峠を車で越えていた。長い峠で途中何回も休みたくなるような峠だった。列車で行くときは横川駅で釜飯を買うのが楽しみの一つだった。
横川には交通の要所で箱根の関所と並ぶ重要な関所があった。この関所には、西の門しか残っていない。関所跡には、住居が建っている。この関所を越えると碓氷峠に入るのだが、旅人はここで一旦休憩をとる。川久保薬師のおいしい水でところてんを食べて休んだらしい。
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近くには、古い機関車がたくさん置いてある鉄道文化村がある。スイッチバックで、碓氷峠を越えるとき、横川駅で電気機関車が連結され、軽井沢まで上って行った。窓をあけて、車外の空気を体中で吸いながら、何を考えていただろう。やがて来る青春をドウ過ごそうか、甘酸っぱい感覚が染み透って行ったような気がする。
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